『大豆とカカオ豆』 地大豆カフェに寄せて。
(ナマケモノ倶楽部メーリングリストへの投稿より転載)
From: fujioka ami
Subject: 大豆とカカオ豆(2/4→2/11)
間宮さん みなさん
先週末、4日のうちあわせも兼ねて、我が家にトージバの渡邉さんが泊まりにきました。大豆の種まきから、麹は倉まで行って、そして自ら仕込んだ超手前味噌をもってきてくれて、みんなでお椀の中で味噌をといてみそ汁をいただきましたが、めちゃめちゃ美味しかったです。
昔母や祖母が家の台所で作っていた、手作り味噌の懐かしい味でした。それから渡邉さんは、近くの富士見湯という銭湯に大興奮していました。種を蒔く人を増やそうと、カブヤの雫のモチーフで、種を入れて下げる袋を一緒に商品企画しはじめました!
スローウォーターカフェも、豆は豆でも『カカオ豆』とスパイスのイベントを、次の週の2/11にむけて準備していますが、実は、大豆とカカオもつながっているんです。
私たちがつきあっているエクアドルのカカオ(森林栽培)の産地では近年、アメリカ資本の大豆畑(遺伝子組み換え大豆が生産量の%だというから、おそらく遺伝子組み換え)が幅をきかせています。
一昨年バスにのって生産者に会いに行く際に、その前の年にはなかった、広い土地に一面に白い小さい花の咲く畑が、窓の外にやけに多いので、となりのおじいさんに訪ねてみたら「アメリカ資本の大豆畑だよ。最近はみんな大豆を植え始めたよ。」と言っていました。
里山を守り森に樹々を植えて自給的に暮らしていた人たちが、ドールなど果物のプランテーションだけでなく、牛の飼料や油にするための遺伝子組み換えの穀物を土地に植えるようになっています。
フォード社がやったような、まるで工業製品として大豆を育てる態度が、南米の亜熱帯の土地にも入りこんでいます。そして森とつながるよりも、土地を効率的に使ってお金で買える食べ物や幸せを選ぶ人が増えてゆきます。
私たちが日本で『地大豆の種を蒔く』、あるいは手伝ったり選んだりしてそれを支えるということは、地球の裏側に住む人がその地域にあった作物の生産を続けたり、日本人が地大豆を食べるのと同じように、その土地の人の身体に合った食べ物を食べることと、響き合っていると思います。
一方、カカオ豆は本来森の中に自生するために、原種に近いカカオを森林栽培で育てている地域には、霧がかかる豊かな森とカカオ以外の樹々、里山が保全されています。
カカオはカカオでもほとんどは、収量が多く、しかも幹の下の方にたくさん実をつける品種改良の種を選んで作付けするようになってきていますが、
私たちは、原種に近く、農薬を使わずに育てられる、香りの高い森林栽培のカカオのみで作るチョコレートを企画輸入して、コーヒーや雑貨と一緒に販売しています。(今日から有楽町阪急の1階ゴディバの正面で販売してます!)
河野さんが、大豆は脱穀が大変、とおっしゃっていましたが(手伝いにも行かずお願いしてすみません。届くの楽しみにしています!)カカオも、収穫し、果実から種をとり、バナナの葉で発酵させ、乾燥させ、つぶして、チョコレートベーストにしるという気の遠くなるような手間がかかっています。100円で売れるわけないくらい。
加熱して、型に流し、冷まして取り出し、包んでやっと日本へ。(なんか途中まで、ちょっと味噌に似ています。)
大豆もカカオもそしてコーヒーも、畑と向き合っているのとは違う人たちが、投機目的で取引をし、ときには紛争をひき起こすような変な立場におかれた豆。それを地域通貨がつなぎなおして作られる今度のイベント、本当に楽しみです。大事な豆の話が沢山聞けるように、進行がんばります!
そして、2/11のカカオ豆イベントも次のメールで告知させてください。そういえば、ゲストの一人、愛知県新城市の有機菜ENの正木早苗ちゃんたちの畑の上での結婚式にも、枝をくくって地面に逆さまにした大豆が干してあり、そのあいだをぬって新郎新婦がトラクターで登場していました。そのスライドも、上映します。みなさん、是非いらしてください!(後略)
※冒頭の写真は地大豆カフェから生まれたコラボ種袋。フェアトレード品のカブヤ編み袋にトージバが育てた地大豆の種を入れ、当日の来場者に配布された。
※2/11のカカオ豆イベント『SPICY VALENTINE−スパイスのない人生なんて−』についてはこちら
From: fujioka ami
Subject: 大豆とカカオ豆(2/4→2/11)
間宮さん みなさん
先週末、4日のうちあわせも兼ねて、我が家にトージバの渡邉さんが泊まりにきました。大豆の種まきから、麹は倉まで行って、そして自ら仕込んだ超手前味噌をもってきてくれて、みんなでお椀の中で味噌をといてみそ汁をいただきましたが、めちゃめちゃ美味しかったです。
昔母や祖母が家の台所で作っていた、手作り味噌の懐かしい味でした。それから渡邉さんは、近くの富士見湯という銭湯に大興奮していました。種を蒔く人を増やそうと、カブヤの雫のモチーフで、種を入れて下げる袋を一緒に商品企画しはじめました!
スローウォーターカフェも、豆は豆でも『カカオ豆』とスパイスのイベントを、次の週の2/11にむけて準備していますが、実は、大豆とカカオもつながっているんです。
私たちがつきあっているエクアドルのカカオ(森林栽培)の産地では近年、アメリカ資本の大豆畑(遺伝子組み換え大豆が生産量の%だというから、おそらく遺伝子組み換え)が幅をきかせています。
一昨年バスにのって生産者に会いに行く際に、その前の年にはなかった、広い土地に一面に白い小さい花の咲く畑が、窓の外にやけに多いので、となりのおじいさんに訪ねてみたら「アメリカ資本の大豆畑だよ。最近はみんな大豆を植え始めたよ。」と言っていました。
里山を守り森に樹々を植えて自給的に暮らしていた人たちが、ドールなど果物のプランテーションだけでなく、牛の飼料や油にするための遺伝子組み換えの穀物を土地に植えるようになっています。
フォード社がやったような、まるで工業製品として大豆を育てる態度が、南米の亜熱帯の土地にも入りこんでいます。そして森とつながるよりも、土地を効率的に使ってお金で買える食べ物や幸せを選ぶ人が増えてゆきます。
私たちが日本で『地大豆の種を蒔く』、あるいは手伝ったり選んだりしてそれを支えるということは、地球の裏側に住む人がその地域にあった作物の生産を続けたり、日本人が地大豆を食べるのと同じように、その土地の人の身体に合った食べ物を食べることと、響き合っていると思います。
一方、カカオ豆は本来森の中に自生するために、原種に近いカカオを森林栽培で育てている地域には、霧がかかる豊かな森とカカオ以外の樹々、里山が保全されています。
カカオはカカオでもほとんどは、収量が多く、しかも幹の下の方にたくさん実をつける品種改良の種を選んで作付けするようになってきていますが、
私たちは、原種に近く、農薬を使わずに育てられる、香りの高い森林栽培のカカオのみで作るチョコレートを企画輸入して、コーヒーや雑貨と一緒に販売しています。(今日から有楽町阪急の1階ゴディバの正面で販売してます!)
河野さんが、大豆は脱穀が大変、とおっしゃっていましたが(手伝いにも行かずお願いしてすみません。届くの楽しみにしています!)カカオも、収穫し、果実から種をとり、バナナの葉で発酵させ、乾燥させ、つぶして、チョコレートベーストにしるという気の遠くなるような手間がかかっています。100円で売れるわけないくらい。
加熱して、型に流し、冷まして取り出し、包んでやっと日本へ。(なんか途中まで、ちょっと味噌に似ています。)
大豆もカカオもそしてコーヒーも、畑と向き合っているのとは違う人たちが、投機目的で取引をし、ときには紛争をひき起こすような変な立場におかれた豆。それを地域通貨がつなぎなおして作られる今度のイベント、本当に楽しみです。大事な豆の話が沢山聞けるように、進行がんばります!
そして、2/11のカカオ豆イベントも次のメールで告知させてください。そういえば、ゲストの一人、愛知県新城市の有機菜ENの正木早苗ちゃんたちの畑の上での結婚式にも、枝をくくって地面に逆さまにした大豆が干してあり、そのあいだをぬって新郎新婦がトラクターで登場していました。そのスライドも、上映します。みなさん、是非いらしてください!(後略)
※冒頭の写真は地大豆カフェから生まれたコラボ種袋。フェアトレード品のカブヤ編み袋にトージバが育てた地大豆の種を入れ、当日の来場者に配布された。
※2/11のカカオ豆イベント『SPICY VALENTINE−スパイスのない人生なんて−』についてはこちら

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